2009年04月23日

ラグを使って椅子をBefore After

Beforeもともとはこんなイス

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モロッコ製のラグマット この小さい方(写真奥)を使って椅子をリメイクします


リメイクといってもただかぶせて安全ピンでとめてあるだけ


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こんな感じに大変身


今日、整理収納アドバイザー仲間でイーラブロガーでもある
yamanecoさんのお宅に仕事の打ち合わせを兼ねて遊びに行きました。
いろんなおしゃべりに花を咲かせていたら彼女が思い出したように
「これどうしたらいいと思う」と持ってきた段ボールから出てきたのが、
友人からお土産としてもらったというモロッコのラグマット2枚。
家のどこに敷いたらしっくりくるかいろいろ検討してみたけど
どこもいまいちで活用できずにもてあましているそうです。

よく話を聞いてみると
色柄が派手で家の雰囲気に合いそうもないと思っている、
またデザイン以前の問題として
無垢の床板の上にラグマットを敷くこと自体が
気が進まないらしいのです。

色柄が少し派手なのでシンプルにまとめた彼女のおうちには
このラグを広げると確かにちょっと浮いた感じになってしまいます。
でもとても素敵なラグですし、小さい面積で使えば
かえっていいアクセントになるのではと思いました。
リメイクや縫い物大好きの彼女なので、
これを切ってテーブルランナーやランチョンマットにしたらと提案していましたが、
ふとリビングの片隅にいいもの発見。
それが一番上の写真の赤いチェックの安楽イスです。

これ旦那さんが学生時代に買い物求めたものだそうでまだ活用しているそうです。
アレンジ大好きのyamanecoさんですから
そのままの状態でなくベージュの布でカバーリングをして使っていましたが、
このカバーをモロッコラグに変えみたらどうかと思いつき、彼女と二人で早速実行。

今までのイメージとは違うとても素敵なイスに生れ変りました。
白色を基調にシンプルにまとめられた内装にアクセントとしてよく映えています。
以前からこうだったようにyamanecoさんちのリビングに馴染んでいますね。


 

シンプルライフの実践者で、モノを潔く手放す名人の彼女ですが、
さすがに長年の付き合いの大事なお友達のお土産ですし、
かなり高価なものなので手放すのには躊躇があったよう。
さりとてこのまましまっておくのは、
使わないものは家に置かないをモットーにしているだけあり
それもよしとせず困っていたようで、
思いがけない活用法が見つかってご満悦のご様子でした。

彼女もリメイクや手作りインテリアの名人で
先日も家にあったベンチをリメイクしてなんちゃってソファーをつくっていましたが、
そんな彼女でもこのアイデアは思いつかなかったようです。
ラグは床に敷くものだという固定概念があったそうです。

インテリアを楽しむには固定概念をちょっと忘れてみるのも大事です。
そして、固定概念を外すのには他人の視点は役に立つのです。

私はインテリアコーディネーターの役割には
専門的なアドバイスだけでなく、
お客さんの思い込みをちょっとずらすして発想を広げる
第三者としての視点も重要だと思っています。

  


Posted by ふーみん at 23:17Comments(4)手作りインテリア