2010年03月12日

片づけに不可欠な家族力

3月になると新年度に向けて片づけのセミナーや講演会の仕事が多くなります。
それは昨年も同じなのですが、今年はちょっと違う傾向があります。

単なる片づけでなくて、
親子や家族でいかに片づけに取り組むかという視点のものが多いのです。


6日には富士市の富士駅南地区の男女共同参画推進員主催の講演会で
片づけ上手で家庭円満というタイトルで話をさせていただきました。

みなさん片づけ上手というと几帳面とかキレイ好きというイメージを持つようですが
私はそれはあまり重要でないと思っています(私自身が几帳面の反対の大雑把な性格)。

片づけで大切なのでは、
何をとっておいて何を手放すか決断できるワリキリ力
何について割り切るのかを一緒に片づけをしていく家族や職場の同僚と
話し合うコミュニケーション力だと思っています。

ちなみに、先月富士市立天間まちづくりセンターで開かれた定年前後の男性を
対象にした講座で奥さんへの不満の声で多く上がったのが
「勝手に置き場所を変えないでほしい」でした。
でも、教えていても旦那さんが覚えてなかったり、
覚えようとしないから教えないということもあるのだろうと思いますが・・・

片づけは自分がやる気になるのも大変ですが
人をその気にさせるのはもっと難しい。

私が全国の整理収納アドバイザー仲間とやっているSNSでも
夫や子供が片づけないと嘆く仲間がいっぱいです。
プロでも手に焼いている問題です。

そして私もお客様の家では
奥さんの気持ちを代弁して旦那さんに伝えたり
子供の気持ちをお母さんにと、
仲立ちすることをよくやっているのに
自分の実家の片づけとなると、親(特に父親)と意見の対立から
しょっちゅうやり合っています。
講演会ではそんなエピソードも少し披露したところ、
みなさんウンウンと大きく頷いて大爆笑上昇中
その部分が一番受けました。
身内って近すぎる故の難しさがありますよね。
そいういう意味で客観的な第三者としてプロが入る意義があると思います。
(だからうちの実家の片づけを促進するには
仲間の整理収納アドバイザーに来てもらうのがいいかも!)

そして一昨日11日は吉原小宿で同じく富士市在住の整理収納アドバイザーである
笠井静さんとコラボで幼児を子育て中の母親向けセミナー・ママのらくらく整理収納術
子供を伸ばす片づけ環境づくり」を開きました。

本日富士ニュースにその取材記事が掲載されています。


取材されているところを写真にとってみました。


笠井さんは小学校3年と1年生の二人の娘を持つ母親。
娘にどのように片づけや保育園のしたくをさせてきたか
具体的な収納の工夫から、その気にさせる声掛けの工夫まで紹介。
小学校にあがるまでに洗濯物を自分でしまうことを当然のようにやり、
学校の準備を親の力を借りずにできるように育てあげた体験談

に参加者たちは目を輝かせてキラキラ聞き入っていましたよ。
(私も最初彼女の話を聞いた時にここまで子供にやらせるのがうまい
お母さんがいたとは顔08と感動しました)

子育て経験のない私は今までアドバイスさせてもらったお客様の事例紹介や
インテリアのテクニックで子供のモノが散乱するリビングをいかに
スッキリ見せるかアドバイスさせていただきました。

このセミナーは来週16日(火)にも開かれます。
まだ席に若干の余裕がありますので
参加希望の方はご連絡ください。
090-2772-9017(後藤携帯)

時間は10:30~12:00 参加料は資料代500円
会場の地図や託児についての詳しいことは
こちらをご覧ください。
http://roomstyling.i-ra.jp/e189832.html

  


Posted by ふーみん at 21:37Comments(0)セミナー