2009年03月05日
貴重な一部屋を納戸でつぶすよりも

鈴与さんのレンタル収納スペース「トランク24」の中に作ったモデル収納。
もう一事例はファミリー(30~40代夫婦と6歳と3歳の男の子)が借りた設定で作っています。
一つ前の記事で紹介したOLさんの事例よりも少し広くて月賃料は13,300円の部屋。
間口130×奥行き130×高さ225センチ
面積は1・7㎡でこれは畳一帖とほぼ同じ広さです。
置いてあるのは趣味のもの(スキーやキャンプ用品や本など)
ファンヒーター、扇風機、こいのぼりなど季節の品
次男へのお下がり品(洋服や幼稚園グッズ)などです。
ここではOLさんの部屋よりも収納小技テクニックを盛り込んでまして
スノコと発泡スチロール製ブロックで作った本棚や
ペットボトルの入っていたダンボールを布や紙で包んで
おしゃれにアレンジしてあったりと手作り感たっぷりです。
そのアイデアもみなさんに見ていただきたいのですが、
このファミリーがこのスペースを借りるに至った背景というか
優先順位のつけ方を参考にしてもらえるとうれしいです。
<モデルファミリーのプロフィール>
静岡駅から車で15分ほどの市内の公営住宅2DK暮らし。
この春長男が小学校に入学するにあたり祖父母が机を買ってくれたけど、今のままでは置く場所がない。
今より広い2LDKを借りるには家賃が最低でも3万円以上はアップしてしまう…。
次男が小学校にあがるまでにはマイホームを持ちたいと頭金を貯めている最中で、
余計な出費は抑えたい。でも自分たちの趣味(スキー、キャンプ)は今まで通り続けたい。
そこでトランク24を借りて、スキーやキャンプに出かける前日にパパが仕事帰りに
車で寄って荷物を出してくる、ゴルフの場合は朝寄ってゴルフバッグを持って行くことにして
引っ越すよりも月々の出費が2万円以上もお得
になったというわけです。
賃貸に住んでいる方の場合、個室の一つを部屋を納戸として使っているケースが多いのではないでしょうか?
私の知り合いや今まで訪問したお客様の例を振り返ってみても半分はそうでした。
賃貸だと収納が充実してなくて使い勝手が悪いで仕方ないかもしれないのですが
2DKや2LDKの貴重な一室を納戸につぶしてしまうのも実にもったいない。
外に物置スペースが確保されている賃貸物件もありますが、
なければどこか保管スペースを借りるというのも有効な方法だと思います。
もちろん家の中や敷地の中に収納できる場所があったほうが便利に決まっています。
でもあれもこれも欲張りすぎると、本当に大切にしたいものがおろそかに…。
このモデルケースのファミリーもマイホーム購入の夢と
自分たちの趣味を大切にするために少しぐらいの不便もよしとして
トランク24に収納するようにしたのです。
ちなみにこの部屋に置いてあるものは
今回アシスタントをお願いした仲間の整理収納アドバイザーの
yamanecoさんの家のものが大半(このモデル像は何年か前の彼女のご家族の姿です)
ここにモノを運んだら家の収納スペースにゆとりができたと彼女は大喜び。
(yamanco家はもとからモノがあまりなくてすっきりしていたのですが…)
「スキー板がキャンペーン終わっても持って帰らない、鈴与さんに提供する」と言っています。
「もうスキーに行かないの?」と尋ねると「行くかもしれないけどその時は借りるからいい」とのこと。
いつ行くかどうかわかないものに家の貴重なスペースさくほうがもったいないそうです。
この割り切り具合は実にあっぱれですね。
Posted by ふーみん at 23:02│Comments(0)
│トランク24