2008年12月02日
住まい方は生き方
どんな家を作るか、どんなインテリアにするか
片付けで何を取っておいて何を捨てるか。
これらを決めるには自分がどんな暮らしがしたいのか
もっと大げさにいうと
どんな生き方がしたいのかまで考えが及んでいくものです。
上辺の問題だけサラッと考えて決めることもできなくはないですが、
そこまで踏み込んでいかないと自分にとっていい住空間はできないのです。
住まい方は生き方
尊敬するインテリアプランナーの津田晴美さんの著書のタイトルです。
私の心にはいつもこの言葉があります。
先日終了したインテリアセンスアップゼミの受講者の一人から
そんなことを改めて考えさせられるとてもうれしいメールが届きました。
この写真はそのメールに添えられていたもので、
箱根美術館の紅葉だそうです。
私がヘタな説明をするよりご本人の文章を読んでいただいた方が
いいと思いますので、ご了解を得て一部紹介させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年は、私にとってとても忙しく、悩ましい年でした。
ふたりの息子がそれぞれ、
自分の納得した大学に進学して就職してくれる事が、私の
人生のひとつの目標でした。
これらは私が達成することができなかったことで、
子供が私にかわって叶えてくれたといえます。
とてもうれしかったのですが、
しばらくすると寂しくなってきてしまいました。
会話する子供たちはいないし、
進学したのも就職したのも、私ではないのですから。
しかも、息子の進学を待つかのように姑の痴呆が重くなり、
仕事もやめて介護をする日々。
気持ちが沈んで動けないこともありました。
そんな母もお陰さまでグループホームに入所でき、9月を迎えました。
いよいよ、片付け開始です。
片付ける気持ちはあっても、初めは気力がわいてきませんでした。
片付けすること、そのものもやりたい事ではありましたが、
片付けて自分らしい暮らしや、
生き方みたいなものを探したいと思っていました。
インテリア講座は、私にその機会を与えてくれました。
どれがいるもので、どれがいらないものか。
初めはよく分かりませんでしたが、クローゼットから引っ張り出して
山積みになったもの達をながめたり、
考えたりして、少しずつ捨てていくうちにだんだん分かってきました。
本当に、どう片付けるかという事は、
どう暮らしたいかという事なんですね。
いろいろ片付けについて悩みがありましたが、たとえばそのひとつに
子供たちの思い出の品がありました。
初めはどうやって捨てようか考えていたのですが、
今は仕舞っておく場所ができてきたので
無理をして捨てない事にしました。
その方がさみしくありませんしね。
やる気がなくなってきても、インテリア講座がその度に
やるきを起こさせてくれました。
4日続けてではなく、2ヶ月にわたって4回という
スケジュールは私にとって、とても良いものでした。
このような講座は実行してこそ意味がありますものね。
2ヶ月の間に、勉強したことを実行することができました。
今では気持ちも随分落ち着いてきました。
そして、すっきりしてきました。
はてさて、私はこれからどうなって行こうかな。と、
少しずつ片付いていく部屋をながめながら、考えてみようと思います。
片付けで何を取っておいて何を捨てるか。
これらを決めるには自分がどんな暮らしがしたいのか
もっと大げさにいうと
どんな生き方がしたいのかまで考えが及んでいくものです。
上辺の問題だけサラッと考えて決めることもできなくはないですが、
そこまで踏み込んでいかないと自分にとっていい住空間はできないのです。
住まい方は生き方
尊敬するインテリアプランナーの津田晴美さんの著書のタイトルです。
私の心にはいつもこの言葉があります。

そんなことを改めて考えさせられるとてもうれしいメールが届きました。
この写真はそのメールに添えられていたもので、
箱根美術館の紅葉だそうです。
私がヘタな説明をするよりご本人の文章を読んでいただいた方が
いいと思いますので、ご了解を得て一部紹介させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年は、私にとってとても忙しく、悩ましい年でした。
ふたりの息子がそれぞれ、
自分の納得した大学に進学して就職してくれる事が、私の
人生のひとつの目標でした。
これらは私が達成することができなかったことで、
子供が私にかわって叶えてくれたといえます。
とてもうれしかったのですが、
しばらくすると寂しくなってきてしまいました。
会話する子供たちはいないし、
進学したのも就職したのも、私ではないのですから。
しかも、息子の進学を待つかのように姑の痴呆が重くなり、
仕事もやめて介護をする日々。
気持ちが沈んで動けないこともありました。
そんな母もお陰さまでグループホームに入所でき、9月を迎えました。
いよいよ、片付け開始です。
片付ける気持ちはあっても、初めは気力がわいてきませんでした。
片付けすること、そのものもやりたい事ではありましたが、
片付けて自分らしい暮らしや、
生き方みたいなものを探したいと思っていました。
インテリア講座は、私にその機会を与えてくれました。
どれがいるもので、どれがいらないものか。
初めはよく分かりませんでしたが、クローゼットから引っ張り出して
山積みになったもの達をながめたり、
考えたりして、少しずつ捨てていくうちにだんだん分かってきました。
本当に、どう片付けるかという事は、
どう暮らしたいかという事なんですね。
いろいろ片付けについて悩みがありましたが、たとえばそのひとつに
子供たちの思い出の品がありました。
初めはどうやって捨てようか考えていたのですが、
今は仕舞っておく場所ができてきたので
無理をして捨てない事にしました。
その方がさみしくありませんしね。
やる気がなくなってきても、インテリア講座がその度に
やるきを起こさせてくれました。
4日続けてではなく、2ヶ月にわたって4回という
スケジュールは私にとって、とても良いものでした。
このような講座は実行してこそ意味がありますものね。
2ヶ月の間に、勉強したことを実行することができました。
今では気持ちも随分落ち着いてきました。
そして、すっきりしてきました。
はてさて、私はこれからどうなって行こうかな。と、
少しずつ片付いていく部屋をながめながら、考えてみようと思います。
Posted by ふーみん at 07:37│Comments(0)
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