2009年03月17日

収納コスト

昨日の記事の続き、
モノを手放す時のふんぎりのつかなさを解決するのにいい方法が
「収納コスト」を計算すること。

そのモノのを保管するのにかかっている費用を割り出します。
例えば
●収納スペース
賃貸の人は家賃からその収納面積の月賃料を割り出す。
持ち家の人は一ヶ月のローンとか固定資産税から面積分の金額を割り出す。

●収納家具やケースなどの容器
 その購入資金(作りつけ収納の場合はその工事代金)

●維持管理にかかる手間や時間  
かかった時間分の時給
(実際に自分の仕事の時給でもいいし、主婦などで働いていない人は住んでいる地域の最低賃金ちなみに静岡県は711円)

昨日も記事に書きましたが収納や家づくりには優先順位付けが大切。
でも、面積、お金、手間や時間など異なる価値単価のものを比較するのは難しいので
みんな同じ価値単価にそろえて比較しやすくします。
この時お金が一番分かりやすい。
それにお金のモチベーションを上げる力は大ですからね。
四国のある山奥の村でおばあちゃん達が落ち葉を拾って料亭に売るビジネスで
有名になったところがあります。そこの仕掛け人の講演会を聞いたことありますが、
今どの葉っぱが高く売れるか相場を調べてより稼ごうと
80代のおばあちゃんたちがそのためにパソコンをマスターしたそうですよ。
ちょっと話がそれましたね。

さて、講演会の中では次のような計算をしてもらいました。

あなたが一ヶ月に探し物をしている時間は何分ですか?

それに12円(711円の最低賃金の一分当たりの単価)をかけてみてください。

それが家が片付いてないことによってあなたが無駄にしている時間とその収納コストです。

さあ、あなたも計算してみてください。

例えば一日1分だったとして一ヶ月では30分
30分×12円=360円
時給がもっと高い人ならロス時間のコストも
もっと高くなりますね。

そうやって収納に払っているコストを場所代、購入代、手間代あわせていくといくらになるのでしょうか?
モノを手放すこともったいないというけど、それらのお金はもったいなくないですか?

「もったいない」はいい言葉です。
でも、この仕事をしていると間違った意味でこの言葉が使われているような場面によく遭遇します。
みんな目先の利益に惑わされているように感じます。

その目先の損得やもったいないをあらわすいい具体例が
トイレットペーパーとラップ(サランラップ)の扱い方です。
これについては、続きはまた明日に。







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Posted by ふーみん at 21:21│Comments(0)収納
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