2009年04月10日

江戸時代の収納術

今日は整理収納アドバイザー仲間と蒲原の御殿山で花見。
各自が一品持ちよりで素敵なランチタイムを過ごしました。
その様子はもう一つのブログ アレンジごはん で紹介してます。

その後は山のふもとの旧蒲原宿の街並みを散策して
公開されている歴史的建築物の五十嵐医院と志田邸(写真↓)を見学。
江戸時代の収納術
五十嵐医院のことは以前紹介したので(→http://roomstyling.i-ra.jp/e94058.html
志田邸について紹介すると昔は醤油屋を営んでいた商家で、
ここには珍しい蔀戸(しとみど)が残っています。
蔀って枕草子に出てきませんでしたか?
清少納言が蔀を開けてホニニャララ、ホニャララと書いていたような気がします。
引き戸が普及する前はみんなこの蔀だったそうです。

昼間は格子戸にしておいて夜になると蔀を下げて戸じまり。
朝になるとそれを上に折りたたんでおく、まさに収納しておくそうです。
江戸時代の収納術

鴨井の上にチョコンと乗っていた家紋のついた箱。
ただの飾りかと思ったら違いました。
江戸時代の収納術
これ提灯が折りたたんで入れてあるそうです。
広げると大きくなる提灯も畳んでしまえば薄くなり、
敷居の上にちょっと板を渡すぐらいで収納できるのです。

折りたたむのは日本の優れた収納文化ですね。


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Posted by ふーみん at 09:54│Comments(2)収納
この記事へのコメント
ここの所、私にとってはゾクゾクするほどうれしい記事です。
大好きな江戸文化が、ふーみんさん の記事で体験出来るからです。

なんたって、日本人のDNA は時代がさかのぼっても自然にその世界に
入っていく、本当に不思議な気持ちです。
これからも日本の優れた収納文化をこのダイアリーと共に
続けてお願いします。
Posted by 温水プール at 2009年04月10日 13:58
温水プールさん

レトロなものとか伝統文化がお好きなのは
わかっていましたが、中でも江戸文化がお好きなのですね。
また機会があったら書いていきます。
Posted by ふーみんふーみん at 2009年04月11日 08:32
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    コメント(2)